藤原 里瑛

03/07 私たちが身に着けているもの

3月に入ってからニュースの時に胸元につけているピンバッジ。

初日にも、ご紹介させていただいたのですが見逃してしまった人のために…

ピンバッジには、「3.11」の数字が入ったロゴに
「私たちは、忘れない。」のフレーズが書かれています。

これは日本赤十字社が、
東日本大震災を風化させず、防災・減災の意識を高めよう
と展開しているプロジェクトです。

 

私にとって、「人の命を救える報道を」と、気持ちを改めさせてくれるものがあります。
それが、今月1日の読売新聞のコラム「マイチャン。な日々」で
紹介したこちらの写真にあります。

黒丸で囲ってみましたが、こちらのベージュの水筒。

 

 

これは、普段取材の時に、暖かいお茶などを入れて持ち歩いているものです。

7年前の東日本大震災当日、岩手の実家に住む母が、外出先の仙台で
足止めされ帰れなくなった際あるご家族に数日お世話になりました。

数日後、母は長野から迎えに行った私の車で岩手まで帰ったのですが、
そのご家族が「道中冷え込むから」と、温かい飲み物を入れて
手渡してくれたのがこの水筒なのです。

震災で自分たちの生活もままならない中、こんな優しさと気遣いを下さった相手に
胸が熱くなりました。その日以来、大切に使っています。

私たちが身につけているピンバッジも含めて
「震災を忘れず未来につなげるため、一人一人にできることは何か」
この時期に、改めて考えていくきっかけにしたいと思います。