伊東 秀一

04/20 105歳の“宇宙”

5歳で初めて筆を握って以来100年―――。
その途方もない時間に圧倒される。
その長さを知らずとも、あの作品と向き合った人は
その多くが圧倒される思いになるのではないか。
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105歳の美術家、篠田桃紅(しのだ・とうこう)さんの
作品90点余りに会える展示会が、あす上田市で開幕する。
ひと足早いオープニングセレモニーの司会兼取材という“役得”で、
会場に入る機会を得た。
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個性的なのは作品だけでなく、その展示方法。
作品の隣に掲示される「作品名・制作年」などのキャプションが一切ない。
画面・作品から何を想像するかは見る人次第なのだという。
墨の濃淡、かすれ、重なり。じっと見ていると実に様々なものが見えてくる。
その膨らみと拡がりは“宇宙”と呼んでもいいのかもしれない。
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あすから上田市・サントミューゼで始まる3か月のロングラン。
是非とも足を運んでみて下さい。
詳細はTSBのホームページで!特別番組のご案内もあります。

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