放送番組審議会
 
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第409回 テレビ信州放送番組審議会(概要)
■日 時■ 令和4年10月26日(水)
■場 所■ テレビ信州 本社(長野市)(Web参加の委員も)
■出席委員■ 石川 利江 委員長、松田 正巳 副委員長、河村 洋 委員、関 由美江 委員、長谷川 敬子 委員、柳澤 勝久 委員、山下 貴司 委員、渡辺 理雄 委員
■議 題■ (1)合評番組
信州に移住しちゃいました。2
令和4年9月23日(金)15:50~16:50放送

【番組内容】
2021年度、過去最多の移住者を記録した長野県。
第二弾は自らの幸せを見つけるだけでなく、東京での経験を生かして信州で活躍する「移住者」。
東京から豪雪地帯の村に移住した薬剤師の男性は、村でたった一つの薬局を立ち上げ、多くの住民の暮らしを助けています。
四季の移ろいとともに、住民と交流を深め、村に寄りそう移住者を取材しました。

【主な意見】

・いろいろな移住パターンを紹介し、現実を伝えることに意義があり、良い面だけでなく苦しいことや地域のつながりなどの不安材料も一緒に発信することで、移住そのものを考えていこうという意図が伝わってきた。

・地域の担い手になっていたり、地域の活力を目指すような例があり、安心して見ることができた。移住者は地域の組織にも加わり、その力は良い方向に向かっていて、新しい考えが入って違う見方もできる中で、何かが生まれてくるのだろうと期待できた。

・紹介された移住者は地域に溶け込んでいるが、移住の実態は本当にそうなのか、良いところばかり見せていないか、信州の良いところを印象付けているのではないかと少し懐疑的な気持ちになった。

・信州人として、信州に移住を考えている人や移住をされる方がいるということは、大変嬉しい。

・皆さん不安を感じながらの移住生活だが、スキーや山菜取り、魚釣りなど、地元の方々との交流を深めながら、良い人間関係が築かれていく様子が理解できた。地元の人に愛され、いなくてはならない人になりつつあることも感じられた。

・移住相談の窓口の紹介もあり、移住希望者が見れば参考になる情報が満載だったと思う。今回取材された3組は、県境の町村への移住だったが、都市部への移住者の紹介があれば、信州の魅力もさらに伝わると思った。

・プライバシーの問題や、語りたくない部分もあると思うが、マイナスな要素を含めて自分語りのような掘り下げがあると、よりその人のライフスタイルを理解できると思った。


(2)「放送番組の種別の公表」について
2022年4月~9月の種別ごとの放送時間量と、2022年10月期基本の各番組の種別区分を報告した。