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満蒙開拓平和記念館オープンから11年 開拓団の情報一元化 データをHPに公開 家族の足跡をたどって…

下伊那郡阿智村の「満蒙開拓平和記念館」が25日、オープンから11年を迎えました。これに合わせ、全国から旧満州に渡った開拓団などの情報を一元化したデータをホームページ上で公開しました。 データは「満蒙開拓平和記念館」が作成したもので、国策として旧満州へ渡った全国の1000以上に上る開拓団や義勇隊の在籍者数などがまとめられています。満蒙開拓平和記念館は満蒙開拓に特化した全国唯一の資料館のため、これまで開拓団などに関する問い合わせが多く、データの一元的な管理が必要と判断。 およそ1年かけて作成したということです。 満蒙開拓平和記念館 三沢 亜紀 事務局長 「このデータで一番使っていただきたいのはご遺族だったり関係者の方たちが自分の親とか祖父母とか満州のどこに入ってどんな生活をしたのかっていう足跡をたどるのに使っていただきたいのが一つ」 データは満蒙開拓平和記念館のホームページ上で公開し、研究機関などにも活用してもらいながら、新たな情報が分かり次第、更新していくということです。

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