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「異世界って感じ」標高2172メートルからの絶景 年に1度のイベント 今年は「真っ白や!」志賀草津高原ルート24日全線開通 

道の両側に迫る「雪の回廊」を抜けると、そこは・・・。 23日午前10時すぎ。 「バンザーイ」「がらがらがら」 下高井郡・山ノ内町の志賀高原と群馬県を結ぶ「志賀草津高原ルート」が23日、特別に開きました。 24日の全線開通を前にした、年に1度のウォーキングイベントで、「14都府県」から95人が参加。 お目当ては、もちろん絶景です! コースの距離は9キロ、高低差は300メートル。 2時間かけて到着する国道の最高地点、標高2172メートルからの絶景は!? 「あ、真っ白や!きれいですね。これだけ白いのも。なかなか見れないかもしれない」 晴れていれば、眼下に群馬県・草津町が広がります。 本来は、残雪と新緑。季節の変わり目を体感できるコースですが、23日はこの状況。 塩沢記者 「雪の壁。だけでなく、濃い霧に包まれているため、白い箱の中にいるような幻想的な空間が広がっています」 雪の壁の高さは今年4メートル。 暖冬の影響があった去年と同じで、例年と比べると3メートルほど低いと言いますが初めて訪れた人は。 草津町から(移住して1か月) 「異世界って感じで参加してよかったです。自分が歩くことで自然を享受しているのを感じて自然に恩返ししたいなと思いました」 群馬・安中市から 「絶景が見られたらもっと最高だった。十分きれい!また来年来れば、 リベンジで。そのときまたインタビューしてください」 「雪の回廊」の見頃はGW明けまで。 そして、24日はおよそ5か月ぶりに冬の通行止めが解除され、全長40キロの「志賀草津高原ルート」が全線開通します。

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