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旅行割引事業「信州割」で不正受給 山ノ内町の2つの宿泊施設 ウソの申請で約3000万円の支援金受け取る【長野】

県が去年6月まで行っていた旅行の割引事業「信州割SPECIAL」で、下高井郡山ノ内町の2つの宿泊施設がウソの申請をして、約3000万円の支援金を不正に受け取っていたことが分かりました。 不正受給していたのは、山ノ内町にある「旅館はくら」と「旅の宿初の湯」です。県によりますと去年3月、2つの施設が信州割SPECIALで不正受給しているという情報が匿名の電話で寄せられました。 県が調査したところ宿泊の事実が確認できないものや人数や宿泊数の水増しなどがあり、「旅館はくら」で2600万円あまり、「旅の宿初の湯」は345万円あまりを不正に受給していたということです。 県は「書面が偽造されていて見抜けなった」と説明していて、「はくら」は返還予定で「初の湯」はすでに返還済みということです。

17:44