伊東 秀一

12/25 「1億円」の答え

19日の小欄に掲載した「1億円」のオブジェの答え。
当時の国策「ふるさと創生事業」で国から交付された
1億円で造られたものだったんです。
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長野市の場合、写真の作品に加え当時の隣接町村との
境界近くにあと2つ設置されています。これで合計1億円!


【長野市信更町安庭のモニュメント】

ひとくちに1億円と言っても、市町村の規模によって
その金額の大きさは変わってきます。
小さな村では年間予算の実に5%(20分の1)
というところもあれば、当時の長野市の場合は
五輪予算なども加算されていた時期のため、
1億円の占める割合が0.1%にも満たなかった
という話も当時の市長から聞けました。
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多くの自治体がその使い道に頭を悩ませたようですが、
考えたのは行政だけではありません。
「隣の町では●●を買ったらしいけど、
 うちの村はこんな使い方でいいんかや~?」
みたいな会話が住民同士あちこちで交わされていたのでは
と推察します。
要は、公的なお金の使い道を真剣に考える機運が
少なくともあの時期は広がっていた、そのきっかけには
なったのではないでしょうか。
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この「平成の1億円」企画は、28日放送の
「Face年末スペシャル」でもお送りします。こちらも是非!