伊東 秀一

11/29 雪之丞さんが来た!

 かつて週刊新潮の表紙絵を長く描いておられた
画家・谷内六郎さん(1921~1981)の絵に、
『かん太郎さんの出そうな晩』という1枚があります。
水彩で描かれた夜の山並の向こうに“北風小僧の寒太郎”を思わせる
巨人が歩いているという構図が、厳しい寒さの訪れを想像させ、
私の大好きな絵でもあります。
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 そんな谷内作品の題名に影響された私は、雪の降りそうな時季になると
「そろそろ雪之丞さんが来そうだ」という勝手に作ったフレーズを口にしては、
周囲から「何じゃそれ?」という顔をされます。


【TSB屋上から東の山並みを望む/29日午前】


【一方、西側の山並みは紅葉が残りわずか】

 で、今年も“雪之丞さん”がやってまいりました!
長野市にはきのう既に「初雪観測」の便りは届いていましたが、
けさ、窓から見える遠くの山々が真っ白になっているのを見て、
やっぱり冬だ(当たり前ですね)と実感した次第です。
             ✤
 気が付けば、あさってはもう師走。雪之丞さんと寒太郎さんが
入れ替わり立ち替わりやってくる季節が始まります。