放送番組審議会
 
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第383回 テレビ信州放送番組審議会(概要)
■日 時■ 令和2年2月27日(木)
■場 所■ テレビ信州 本社(長野市)
■出席委員■ 石川 利江 委員長、加藤 修 委員、佐藤 淳 委員、河村 洋 委員、関 由美江 委員、長谷川 敬子 委員、松田 正巳 委員、柳澤 勝久 委員、(レポート)上田 秀洋 副委員長
■議 題■ (1)合評番組
チャンネル4「ハイスクールワイナリー」
令和2年1月25日(土)9:30~10:25放送

【番組内容】
ワインの製造免許があり、ブドウ栽培から醸造まで、一貫して学べる塩尻志学館高校を取材。
家族がブドウ園を営む女子生徒やワイナリーの経営を夢見る男子生徒らワイン造りに取り組む高校生たちの姿を追った。

【主な意見】

・4月の芽吹き前の作業に始まり、剪定、ワインの醸造過程など、完成までの工程が毎月のカレンダーを見ているように感じ、1年間の流れがよくわかりました。

・家族のブドウ園の手伝いをしている生徒、将来はワイナリーを営む夢を見ている生徒、そして留学生。それぞれの作業や育った環境下での農作業との関わりなど、丁寧に取材していた。一方で、留学生の家庭環境や学校を選んだ理由など、背景をもう少し紹介した方が良かったのではないかとも思いました。

・大人の嗜好品であるワインを未成年の高校生が造ることに驚きました。ワインは卒業後に味わうことがわかり、微笑ましく安心しました。

・「ハイスクールワイナリー」は、良い番組タイトルでした。塩尻志学館高校のワイナリーということで、番組的にもわかりやすい入り方だったと思います。

・高校生の手書きのテロップが出てきましたが、番組の作り手ではない高校生の素直な表現が文字を通してよくわりました。

・「ブドウは科学兵器です」のポスターを見て驚きました。校長先生の説明で、ワインの酒造免許が交付される経緯や、学校が戦争に組み込まれていく様子を感じる事ができました。当時の生徒の証言から、兵器の原料となる酒石酸作りには関わらなかったことがわかり安心しました。

・番組中で紹介されていた3人の生徒以外の感想や、他の学年はどんな活動をしているのかなど、ワイン造りの全体像がわかる紹介もしてほしかった。

・ブドウの栽培からワインの販売まで、一人の生徒がずっと関わり続けるのではなく、自分たちが作ったワインを販売するのは後輩、実際に販売するのは先輩が作ったワイン。代々引き継いでいることにより、時間の経過が他の醸造所とは違った形で目に見えてわかりました。この時間の経過が生徒たちの一年の成長と重なって、より深いものに感じさせる事ができていたと思います。


(2)3月の自社制作番組について

(3)視聴者の声、BPO報告、その他