佐久市で3日からバルーンフェスティバルが始まり、色とりどりの熱気球が青空を彩りました。そして1組限定の特別なイベントも今年、初めて行われました。 雲一つない青空に飛び立つ色とりどりの熱気球。佐久市で3日に開幕した、佐久バルーンフェスティバルです。開会式は午前6時に行われ、今年競技フライトには国内の35チームが参加しました。事前に宣言したゴールを目指してマーカーを投下する競技では、熱気球が最大で4㎞ほど離れた場所まで飛び続けたということです。 ♪訪れた人は「迫力があるから楽しい」 「一斉に飛び立つところがどうしても見たいから、来て良かったなって感じです」 そして今回、初めて企画されたのが「カップルフライト」です。たった1組だけが特別にフライトを楽しむことができます。70組の応募の中から選ばれたのは、佐久市出身で現在は鹿児島県の大学に通う山下優貴さんと恋人の村山愛美さんです。 今回初めて、彼女と共にともに地元を訪れた山下さん。特別な思い出を作ることができればと申し込みました。 ♪山下さん「きょうの気象条件で白いもやがかかっていた感じがあって幻想的な雰囲気で」 ♪村山さん「先に私たちのバルーンが上がったんですけど、後から上がってくる感じがとてもきれいで富士山も見えたのでとてもきれいでした」「初めてこんなにバルーンをたくさん見ることができたのも初めてだったので、彼の地元で街並みも見られて2人で過ごせたのもとても楽しかったです」 ♪山下さん「あの景色は忘れないです、絶対に」 熱気球のフライトでさらに絆が深まった2人。佐久バルーンフェスティバルは5日まで、3日間の日程で行われます。