
第437回 テレビ信州放送番組審議会(概要)
| ■日 時■ | 令和7年7月24日(木) |
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| ■場 所■ | テレビ信州 本社(長野市) |
| ■出席委員■ | 石川 利江 委員長、松田 正巳 副委員長、北市 治史 委員、金田一 真澄 委員、関 由美江 委員、下大薗 浩 委員、中津 智夫 委員、長谷川 敬子 委員、柳澤 勝久 委員 |
| ■議 題■ | 【合評番組】 テレビ信州開局45周年特別番組「ととの足跡 未踏に挑んだ登山家 平出和也」 令和7年5月17日(土)15:30~16:55放送 【番組内容】 富士見町出身の登山家・平出和也さんは、去年7月、世界第2位の高峰「K2」で未踏の西壁に中島健郎さんと挑戦中に滑落。 帰らぬ人となりました。平出さんはこれまで未踏ルート・未踏壁に挑み続け、登山界最高の栄誉とされる「ピオレドール賞」を日本人最多の4度受賞、山岳カメラマンとして誰も見たことのない世界を映し出してきました。 平出さんのこれまでの軌跡、そして家族との絆を描きました。 【主な意見】 ・自分たちで撮影している山の映像の圧倒的な迫力でした。ただ映像を見入るばかりでした。 ・色々な山の映像がありましたが、山の美しさや雄大さ、星が流れていく様子もすごく美しいなと感じました。それと同時に2人が必死の思いですごく厳しいところを進んでいく様子を見ながら、山の厳しさとか、恐ろしさが伝わってきました。 ・世界的な賞を4度も受賞している人が長野県に縁のある人だったと、この番組を見て初めて知りました。登山を知らない人にとっても素晴らしい番組だったと思いました。 ・平出さんの人となりや家族への思いを描いたことで、山への厳しい挑戦と、その狭間での家族との触れ合いの様子が、より深く心に入ってくるような感じがしました。 ・登山家としての一面とは別に、パパとしての優しい表情が印象的でした。家族が支えになっているということが伝わるシーンがたくさんありました。 ・平出さんと中島さんが亡くなったということを最初に紹介していなかったので、途中までその前提が分からなかったということが気になりました。 ・最後に出てきましたお守りや手紙は、家族のつながりの強さを示していました。タイトルのつけ方も含めて適していると感じました。 ・「ととの足跡」というタイトルは、とても良かったと思います。番組の視点が表されていました。 ・平出さんと中島さんが撮影した映像と取材映像を上手に編集・構成していました。非常に素晴らしく感動する番組でした。 |









