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松本市など4県で相次いだ強盗致傷事件 松本市の現場に残された一部の足跡が他の県の現場のものと同種類 押収した車と特徴似た車が松本市内の防犯カメラに写る【長野】

長野県松本市や栃木県など隣接する4県で起きた強盗致傷事件で、松本市の現場に残された一部の足跡が他の県の現場のものと同じ種類とみられることが、捜査関係者への取材で新たに分かりました。 窃盗未遂の疑いで逮捕されたベトナム国籍のホアン・フー・ホア容疑者25歳と、不法残留の疑いで逮捕されたマイ・ヴァン・シー容疑者23歳の身柄は17日朝、検察に送られました。ホアン容疑者は4月30日、栃木県佐野市にあるコンビニのATMで他人名義のキャッシュカードを使い、現金を引き出そうとした疑いが持たれています。 マイ容疑者は一緒にいたところを逮捕されました。 松本市で現金十数万円が奪われた事件を含め、栃木県日光市、群馬県安中市、福島県南会津町でも未明に住人が縛られて現金を奪われるなど手口が似た強盗致傷事件が起きていて、4県の警察が合同捜査を行っています。松本市の事件では現場に残された一部の足跡が他の県の現場のものと同じ種類とみられることが捜査関係者への取材で分かりました。また、2人から押収した車と特徴が似た車が松本市内の防犯カメラに写っていたことも新たに分かりました。 警察は2人が松本市の事件にも関わっている可能性を含め、調べています。

5月17日 20:59