×

「いまアツイ!わが街の推し」快挙!映画「ゴジラ-1.0」話題のロケ地で人気の ゴジラグルメとは?

特集です。シリーズでお伝えする中部各県の「いまアツイ!わが街の推し」。初日の26日は長野県からです。 松本市出身の山崎貴監督が手掛けた映画「ゴジラ-1.0」。 話題のロケ地やゴジラグルメをご紹介します。 小椿アナウンサー 「今にも飛び出してきて襲い掛かってくるような迫力のゴジラこの映画、ゴジラー1.0のロケ地となった長野県・岡谷市がいまアツイいんです」 夏の花火大会でも有名な諏訪湖。 岡谷市を含む、この諏訪地域に新たな魅力が加わっています。 戦後すべてを失った日本にゴジラが襲来。立ち向かう人々の姿を描いた映画「ゴジラ-1.0」。 この作品は今年3月、アメリカのアカデミー賞でアジア映画として初めて、「視覚効果賞」を受賞。監督、脚本、そして視覚効果のVFXを手掛けたのが松本市出身の山崎貴監督で、長野県内でも撮影が行われました。 小椿アナウンサー 「長野県の真ん中あたりに位置する岡谷市。映画の11分を占める重要なシーンが撮影されたのがこちら。旧岡谷市役所庁舎です」 昭和11年=1936年に竣工したこの建物。タイル貼りの外壁が特徴で2005年には「国の登録有形文化財」になりました。 今回、特別に中を案内してもらいました。まずは1階部分。 掛け合い 「主人公の神木さんが人を探しに来るシーンがあるんですけどそこは、ここのカウンターを使っていました。ここで…。何もないんですけど、美術部さんがたくさん来て1週間ぐらい前に入って物を入れ始めて飾りこんで当時の昭和初期の設定で」 そして2階は、ゴジラを倒すために作戦会議を開くシーンが撮影されました。 宮坂さん 「撮影の日はエキストラが70人ぐらい、毎日来ていて、スタッフが100人近くいたんですよ。だから200人近い人がここに来て撮影していましたすごい人数でしょ、だから。」 さらに、映画で重要な病室のシーンも、この一室で撮影されました。 宮坂さん 「ここほとんどそのまま残っているのを監督すごく気に入っていました。維持とか大変だと思うんですけど岡谷市の皆さんが残してきたのが撮影で使われることになってアカデミー賞まで取ってすごくうれしいですね」 この日、外にはゴジラのロケ地巡りをしていた人も。 東京からの観光客 「そんな派手さはないんだけれども味わいがあって良いですね。よく見つけたなという映画でね。いいものを見せていただいた」 映画と共にまちを盛り上げようと、岡谷市の観光協会は去年11月、市内の飲食店に呼びかけてゴジラとのコラボグルメを開発。 ■ ゴジラのおかき ■ 岡谷市名物のうなぎ。 「創業70年ほど」のうなぎ料理専門店がコラボして作ったのが、その名も「ゴジラのおかき」です。 もともとあった「うなぎのおかき」を竹炭パウダーでゴジラ風にまっ黒にしました。 期間限定での販売です。 小椿アナウンサー 「では、いただきます。サックサクで後からウナギの甘いたれのふわっとした感じが口の中に広がって、おいしい。クセになる味です」 やなのうなぎ観光荘宮澤玲さん 「本当にインパクトがある商品なので買って行っていただけているので楽しんでいただけていれば本当にありがたいなと思っています」 ■ ブラックチョップ ■ さらに、こちらの店では・・・。 高温の油の中から出てきたのはゴジラの肌を彷彿とさせる黒い揚げ物。国産の「鳥のムネ肉」に竹炭パウダーなどをまぶして揚げた一品です。 小椿アナウンサー 「これがブラックチョップです両手じゃないと持てないくらいずっしりで見てください、大きいんです。そして何よりもゴジラの皮膚感がリアルですよね。すごい。いただきます。豪快にかぶりつきますね、衣はサクサクで中のお肉はとても柔らかくてジューシーですそしてこの味はちょっとスパイシーな味がしますゴジラ、おいしい」 ゴジラとのコラボ期間は終了しましたが人気があったため、今では「ブラックチョップ」という名前で販売しています。 御子柴 雅代さん 「このゴジラの皮膚と味を皆さんに提供していきたいと思います。喜んでいただいて笑顔になっていただきたいと思います」 映画「ゴジラ-1.0」の快挙に沸く岡谷市。 今後も、ここを舞台にした新たな作品の誕生が期待されています。

18:54