TSBネイチャードキュメント 里山大回廊をゆく 第15集「くじらのいる里山」 2016年2月27日(土)ごご3:30放送
舞台は長野県安曇野市の里山にある保育施設「くじら雲」。
3歳から6歳までの21人が通い、全国でも珍しい「自然保育」を実践している園でもある。
子供たちを可能な限り自然のフィールドで育てることをコンセプトに、11年前に設立された。
自前の園舎を持たず、雨や雪の日は近くに借り上げた古い農家が園舎に早変わりする。

野遊び、山登り、虫や樹木、雪に触れる遊びを通して、子供たちは自然に溶け込みつつ生きる力を身に着けていく。

この「くじら雲」で子供を育てたいと、都会から移住する家族もいる。



長野県は去年、こうした自然教育に取り組む保育園や幼稚園を公的に認定する制度をスタート。
「くじら雲」もその認定を受けた。
多様な自然の中でおおらかに育つ子供たちの日常と、それを見守る先生、親たちの姿を通して、自然と子供の“接点のカタチ”を伝える。