2023/08/14 鬼灯(ほおずき)の夏

お盆に戻ってきた先祖が迷わず家に辿り着けるように。

そんな意味があるのだという。言われてみれば

あのほんのりと朱い色は、たしかに提灯の色とも重なる。

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迎え盆のきのう、実家の仏壇に鬼灯(ほおずき)を飾った。

私が小さい頃は毎年やってくる「お盆の色」だったが、

いつの頃からか飾るのをやめてしまった。

昨年、父が他界して初めてのお盆(新盆)を機に飾ったら、

母が随分と懐かしがり喜んでくれた。

で、今年も生花店で買い求めた。

            ✤

一説では、身体を持たない先祖がお盆の間に身を置く場所が

この鬼灯の空洞の中なのだという話も聞いた。

仏間で提灯のような朱色を見ていると、

ふと表の酷暑もしばし忘れる気がした。