2024/05/03 「火が飛ぶ」現場へ

鎮火した山火事の跡に初めて入って、驚いた。

斜面一帯が一面焼けているのではなく、

焦げた跡が点々とまだら模様に散っている。

ああ「火が飛ぶ」とはこういうことか、と。

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現場は松本駅から南東へ4㎞の、松本市中山の山林。

山並を超える空気が乾燥しやすいこの時季、

松本の地形は、いわゆるフェーン現象が起きやすいという。

様々な要因が、山を2日間も燃え続けさせたらしい。

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鎮火後の周辺では、何事もなかったように

田起こしの作業が続けられていた。

(写真=棚田の後方奥が火事のあった山林)