産地表示は「国産」のみで都道府県名の表記なし。
初めて目にするシンプルな袋のデザイン。
諸々の状況から、おそらく備蓄米であろうと推察し
1袋購入してみた。価格は5kgで税抜き3,990円也。
研ぐ際の手触りは、ごくごく普段の県産米と同じ。
水加減を気持ち多めにして、炊飯器で炊きあげること48分。
「美味しいじゃんか、これ!」というのが食した第一印象だった。
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いかんせん価格は月初めより90円安い(5㎏)という微妙な変化。
備蓄米放出のニュースから何カ月経ったのやら。
米が行き渡らないから価格が下がらない、と言うが、
そもそもこのご時世、配送トラックが足りないのは
最初から把握できるであろう話であり、
問題が出る度に「できない理由」を説明されるのは
何だか後出しジャンケンを見せられているような気も。
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主食たるコメの流通ひとつ把握できない状況を見ていると、
「農水省解体」の見出しが躍る週刊誌に
つい手を伸ばしたくなってしまうのですが。