
■日 時■ | 令和7年4月25日(金) |
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■場 所■ | テレビ信州 本社(長野市) |
■出席委員■ | 石川 利江 委員長、松田 正巳 副委員長、北市 治史 委員、下大薗 浩 委員、関 由美江 委員、中津 智夫 委員、長谷川 敬子 委員、柳澤 勝久 委員、金田一 真澄 委員(レポート) |
■議 題■ | テレビを取り巻く諸課題について フジテレビ事案等、昨今のテレビメディアについての所感 【主な意見】 ■フジテレビを巡る一連の報道について ・テレビメディアの影響力が大きいということをどれだけ自覚していたのかと疑問を持った。公共性・公平性が求められるメディアの在り方、そして制作の在り方も問われていると思う。 ・テレビ局というのは、会社組織としてやる部分と外部の力を借りる部分が混在しているため、テレビの価値というのが関係者の間でバラバラなのではないかという感覚を持った。 ・このような問題が二度と起きないよう、放送業界は放送業務の使命や目的をしっかり認識をし、視聴者の期待する様々なニーズへ応えることが大切だと思う。 ・男女雇用機会均等法など長い歴史がある中、結局女性の地位などを位置付けているのは男性なのではないかと感じてしまう。形としては整ってきていても、キャリアアップやライフステージが変化する際など、本当のところはどうなのかと感じる。 ■昨今のテレビメディアについて ・お笑い番組が流行り始めた頃の相方を叩いたり、小ばかにしたりする芸風には嫌悪を感じていた。真面目で嫌悪感を与えないような番組作りが求められていると思う。 ・スポーツやニュースといった「リアルタイムで見たいもの」に関しては、テレビの価値が見直されてきていると思う。 ・情報インフラとしてのテレビの役割というのは今後も必要とされると思う。 ・テレビ局・新聞はフェイクニュースとの戦いをきちんとしないといけないと思う。ネットに溢れているものを含めて、違和感を覚えたら真実が何かを求めようとする視聴者を育てほしい。 ・YouTube・Instagram・TikTokなどで流れている情報は偏っていると思う一方、テレビから出てくる情報もそこまで多面的ではないような気がしている。考えるきっかけになるようなことを、真実に基づいてなるべくスピーディーに発信してほしい。 |