2023/08/14 鬼灯(ほおずき)の夏

お盆に戻ってきた先祖が迷わず家に辿り着けるように。

そんな意味があるのだという。言われてみれば

あのほんのりと朱い色は、たしかに提灯の色とも重なる。

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迎え盆のきのう、実家の仏壇に鬼灯(ほおずき)を飾った。

私が小さい頃は毎年やってくる「お盆の色」だったが、

いつの頃からか飾るのをやめてしまった。

昨年、父が他界して初めてのお盆(新盆)を機に飾ったら、

母が随分と懐かしがり喜んでくれた。

で、今年も生花店で買い求めた。

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一説では、身体を持たない先祖がお盆の間に身を置く場所が

この鬼灯の空洞の中なのだという話も聞いた。

仏間で提灯のような朱色を見ていると、

ふと表の酷暑もしばし忘れる気がした。

2023/08/10 怖い話に挑む

言い出しっぺの木下歌織アナウンサーが

最初に白羽の矢を立てたのが、私でした。

「秀一さん、怖い朗読やってみません?」

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YouTubeでの動画配信なので録音時もちょっと気張って、

旅先の民俗学者という雰囲気をつくってみました。

挑んだのは、私自身が愛読する『遠野物語』(柳田国男)。

テレビ信州公式YouTubeチャンネルで配信始まってます。

https://www.youtube.com/watch?v=NF0xtVvgoJ8

仕掛け人・木下アナの朗読も公開中。涼んでみて下さい。

 

 

 

 

 

2023/08/01 戦争手記を読む

標的は当時の国鉄長野機関区(現・長野駅周辺)、

長野市大豆島にあった長野飛行場(1990年廃止)、

そして現在の篠ノ井高校周辺にあった航空機の

部品製造工場だったという。A7A9A036-0674-4F75-A8F5-B83F9C31B842.jpg

1945年8月13日の「長野空襲」体験者の手記を読む

朗読会が今月半ばに近付いてきた。

記録集などから4編を、僭越ながら私が朗読する。

(※資料提供:長野県図書館協会)

          ✤

ともすれば役所や軍が保存する公的・公式な文書が

主になりがちの「戦争記録」ではなく、

体験者=住民が書き残した文章だけに

かえって生活感と恐怖感が伝わってくる。

どう読み、どう伝えるか?責任の大きな朗読会、

そんな気がしている。 

2023/07/31 暑気払いの1着

猛暑、というより酷暑お見舞い申し上げます。

私のように報道番組を長くやっていると

ダークスーツのイメージが定着しがちですが......、

 

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淡い色の涼し気なジャケット、いかがでしょう?

実はこれ、タレントの峰竜太さんから頂いたもの。

正確に言うと「おさがり」なんですが、

峰さんが大事に着ていらしたものらしく

傷みも崩れもまったくありません。しかも私の体形にピッタリ♪

今週は周りに見せびらかしながら出演しようと思っています。

峰さん、有難うございます。酷暑ご自愛下さいませ。

 

2023/05/19 道草しながら本を読む

「最近、なに読んでますか?」

朗読会で以前ご一緒したフリーアナウンサー氏からこんな便りが届いた。

机上に積んだままの何冊かと、鞄に入れっぱなしの何冊かを引っ張り出して

とりあえず積み上げてみた。著者もジャンルもバラバラですね。

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「義務的に」読む仕事上の本と、「好きだから」読む個人的な本。

両者の間を行ったり来たりする道草的な読書なので、

分野が定まらないのは仕方ないのかもしれません。

普段「声に出して読む」のが生業ゆえ、「読む」という2文字に触れると

どうも仕事の影がチラついてしまうのです。やれやれ。

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