2023/04/27 お別れが言えること

公民館のロビーに展示されたパネルには

笑顔の少年、凛々しい黒帯姿の青年が。

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2020年4月に79歳で他界したC.W.ニコルさんである。

きのう26日、永住の地となった信濃町で営まれた

追悼セレモニーの会場に、彼の足跡が展示された。

コロナ禍でなかなか開けず、死去から3年が経って

ようやく実現した「お別れの会」には

降りしきる雨の中、県内外から約100人が集まった。

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式典直後の生放送となった『ゆうがたGet!』には、

ニコルさんの親友、歌手の加藤登紀子さんが生出演。

故人が守り育ててきた「アファンの森」を背景に

ニコルさんの思い出や森のこれからを語って下さった。

           ✤

伊東「今の戦争や環境、世界を見たらニコルさんは?」

加藤「怒ると思いますよ!お酒飲みながら(笑)」

           ✤

オカシイ物事に正面切ってもの申す大人が

いなくなってしまった寂しさを痛感した日。

でも、きちんとお別れが言えて良かった。

2023/04/25 ナチョが来た日

4年振りに家族が増えました。

とはいえ、期間限定ではあるのですが。

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名前:ナチョ。性別:オス。年齢:1歳。

飼い主の高齢男性が入院してしまったため、

一時預かり先を探していた地域ネコ団体の打診で、

お預かりすることになりました。

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4年前に他界した我が家のメス猫は享年24歳。

かなりの高齢だったため、のんびりゆったりな日々でしたが、

1歳の好奇心旺盛男子は、まぁ目が離せません。

タンスや冷蔵庫の上で寝ているかと思えば、

書棚の本と本の隙間にピッタリ入り込み、

「おーい、どこ?」と呼んでも気配を消したまま。

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遠からずご主人のもとに帰ると分かっていながらも、

夜が更けると私の膝の上で寝息を立てる小さな体に

胸の奥がキュンとなってしまうのです。

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おーい、ナチョ・・・・・・何見てんの?

2023/04/17 戻ってきた

新年度、新学期がスタートしました。

信州大学松本キャンパスで私が客員で受け持つ

1年生の講義も、初回を終えました。

何より感じる変化は、学生たちの多いこと!

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去年の今頃は閑散としていた学内の広場は

サークルや部活動の立て看板や幟旗が立ち、

チラシを配る学生や新入生勧誘の声が賑やかです。

ああ、戻ってきたな・・・・・・。嬉しい実感でした。

2023/04/03 番人のいる森へ

 

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長野市内から車で北へ30分。信濃町黒姫山麓の森に

C.W.ニコルさんの墓碑を訪ねた。きょうが3度目の命日。

メモリアルストーンと呼ばれる石の下に

ニコルさんの遺骨は眠っている。

           ✤

「訪ねてきた人にここに座ってもらい、いろんな話をしてもらう。

 それがニコルの遺言でしたから」

森を管理する財団の森田いづみ理事長も嬉しそうだった。

死去から3年。コロナ禍で叶わなかった追悼のセレモニーを

ようやくこの春に開く運びになったという。

           ✤

"森の番人"が守ってきた木々は、まだ芽吹きが始まったばかり。

様々なことが動き出しそうな春4月。

「急がなくていいから、ゆっくり始めましょう」

ニコルさんの、そんな声が聞こえそうである。

2023/03/30 天邪鬼なもので

世間はソメイヨシノ開花の話題であふれている。

観測史上最速となれば当然ではあるのだが。

でも、この時季の花はサクラだけではない!

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天邪鬼(あまのじゃく)な私の目線で

弥生三月を、花々の写真で見送りませう🌸

(※写真はいずれも長野市内で29日撮影)

 

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